萬福寺法堂の保存修理現場の見学をさせて戴きました。

京都市では技術の伝承の為に、丸太足場を使っています。

作業スペースの確保にも役立っています。

総工費6億を超える工事ですが、二人の監督さん(京都市職員)と

二人の大工さん(なんと、大工さんも京都市の職員らしいです)で施工されています。

解体すると発見できる事が一杯あるので、少しづつ紹介していきます。

まずは、鬼瓦です。

デザインですが、この上に後ろのシャチが乗るので波型のデザインにされたと推測できます。

表からみれば、同じですが・・・・

裏返すと、補強の方法が違います。

この事から、製作者が違うと考えられます。

建物の規模から考えて、あえて二人の職人に競わせたのではないかとの事でした。

ちなにみ、こちらは明治天皇が書かれたそうです。

では、続きをお楽しみに・・・